top of page
  • 執筆者の写真t-ogino

光の入り方を模型で検討。施主らしい、生き生きした家。設計完了!



元気で活動的な施主らしい家を設計しました。

これから工事に入ります。


光の入り方を模型で検証しました。

ん・・・吹抜けから、光が綺麗に入っている。

階段から、1階にもっと光が入ると良くなるな。そうすれば奥行き部分もバランス

よく、自然光が家の中をうつろう住処になりそう。


南側からしか、光が入らない敷地。かつ、1階に日当たりが無く、2階からしか光が

入らない住宅密集地。飛び道具の天窓を使わず、1階のダイニング・リビングが明る

く快適な暮らしの場になる様、光の掴み方が一番大事なポイントです。


年配の施主らしい生き生きした家。

もちろん、バリアフリーで安全で、フィジカルに合わせた使い勝手の良い住まいだけど、変に妙に、優しい家にはしていません。




設計図面が仕上がった後、予算の調整をしました。

コスト削減=正義、では無い。

という事を、心にとめて予算調整は行っています。

安く出来たけど、ただ寝泊りする場所になってしまい、自分たちらしい暮らしを紡げるとは思えない。そんな住まいになってしまう場合があるから。


減額上手=誰も幸せにならない

若かりし頃、勤め先の設計事務所で痛感したことです。

今回、無い知恵を絞って作り方を工夫した結果、デザインも仕上材も殆ど原型を残して工事に入れることになりました。

(ウッドショックで、今、木材高騰しているのに。)

さあ、着工です!


一見シンプルですが、都心に住む為の大切な要素だけをピックアップした設計で、私なりの、都市型住宅の決定版になるはず。

これから、半年の工事、楽しみだ。


【公式ホームページはこちらから → 株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所】



閲覧数:80回0件のコメント
bottom of page