![窓とルーバー、ダンボール、段ボール](https://static.wixstatic.com/media/d3fd1a_9f6921891c354206891c0c2237dfa586~mv2.jpg/v1/fill/w_980,h_742,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/d3fd1a_9f6921891c354206891c0c2237dfa586~mv2.jpg)
横向きに並べた、木の格子=ルーバーと言います。
木のルーバーの実寸サイズを、段ボールでつくって、現場で貼り付けてみました。
ルーバー(横格子)をどのくらいの隙間で取り付けるか、現場で検討。
ん~、10㎝ピッチが、眺めと隣家からの視線を遮るには良いな。
悩む。
光の入り方で、決めたい。
![断面図](https://static.wixstatic.com/media/d3fd1a_ae8cb81d537a46d285792fc63b3ef58b~mv2.jpg/v1/fill/w_980,h_937,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/d3fd1a_ae8cb81d537a46d285792fc63b3ef58b~mv2.jpg)
隣の建物、吹抜けと吹抜をまたいだ部屋、ハイサイドライト(高窓)と1階窓での光の入り方、眺め、夏冬の日射取得。総合的に考えないと。
日が入り過ぎると、明るいけど夏・暑くなる。
夏は日が入らず、冬は日が入る家にしたい。
隣の建物の位置の影響から、1階に日が入る時間は、ハイサイドライト(高窓)はルーバーの影になって日が入らない。1階に日が入らない時間は、2階のハイサイド(高窓)からは、日が入る様、ルーバーサイズ調整しました。
![ルーバー住宅の外観](https://static.wixstatic.com/media/d3fd1a_df2d0dfcb375460d857c762d3f0ef09b~mv2.jpg/v1/fill/w_980,h_1469,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/d3fd1a_df2d0dfcb375460d857c762d3f0ef09b~mv2.jpg)
結果、ルーバーの間隔が、場所毎にちょっと変わっているの、解りますか?
・左上の2階のルーバー
・バルコニーのルーバー
・1階出窓のルーバー
・外構の塀のルーバー
それぞれ、木の格子(バー)の間隔が小さなところと、大きなところがあります。
・光をたっぷり入れる。
・光を調整して、冬たっぷり、夏少し。
・外から見られない、でも風通しは欲しい。
場所ごとに必要な機能によって、ルーバー間隔を調整しています。
出来上がってしまうと、当然、この形しかないよねという感じなんですが。
この間隔を決めるのには図面上でウンウン唸り、工事中の現地で確認して、時間もエネルギーも重ねて、腹落ちしてから決めています。
細かいけれど、大事なところ。
一戸建て住宅設計プロジェクトの解説
戸建て木造リノベーション設計プロジェクトの解説
Kommentare