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  • 執筆者の写真t-ogino

共働き夫婦の家



生活の仕方は多様化しています。働き方も多様化しています。

家も異なるライフスタイルにフィットした、間取りの家が続々生まれていきます。

でもね。。。。。以外と共働き夫婦に焦点があたっていない気がします。

核家族という今では使われなくなった言葉に表される、両親+子供2人(奥様は専業主婦)という家族のモデル像。今でもこのスタイルの生活をしているご家庭は多いです。それ故なのか、家の設計はここから上手く抜け出せていません。

子育てし易い家、家が遊具の家、生活し易い家、家事動線がコンパクトな家。

色々な生活観に基づいた家が出来ていますが、外で働くという視点に欠けるのは、核家族モデルをベースに家づくりは変化・進化をさせて来たせいかも知れません。

共働きですと、家事は極力効率的にしたい。洗濯物は乾燥機で乾燥、物干しスペースはいらない。そんな方もいらっしゃるでしょう。(いや、家にいなくても太陽の光に当てたいから、という方には、インナーバルコニーやサンルームを)

平日は、寝に帰って来るだけ、家にいるのは休日だけ、そんなご夫婦にとって住まいはもはやウィークエンドハウスなのかもしれません。それならリゾート・別荘の様な設えで非日常の休日を味わえる日常の家がその家族にはあっています。

働き方が変わるというのは、住まいの環境も変わるということですね。

 

【編集後記】

ザ・万字固め」著:万城目学 を読みました。万城目さんの小説は、ファンタジーな内容を装い、京都と学生の姿を描いているところがそそられますね。学生生活に対するノスタルジーですが、こんな素敵な学生ではありませんでしたね。。。

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