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執筆者の写真t-ogino

スライドコートハンガーは、狭い場所をクローゼットに変える魔法の収納金物。

更新日:8月25日


スライドコートハンガー

ベットルームのクローゼットや、家族みんなで使うウォークインのファミリークローゼット。

それ意外にも、ちょっとしたクローゼットって欲しいものです。

玄関脇にクローゼットがあれば、出がけに着るコートなどのアウターを掛けておけば、出かける時、帰ってくる時、ささっと脱ぎ着出来て便利です。

でも、そんなに大きなスペースが無い場合もありますよね。

下足入並べてクローゼット置こうとしても、下足入の奥行きは35センチほど。

服はとても入らない。。。。。。はずが!

奥行きが小さいスペースでも、クローゼットにする事が出来るんです。

狭小住宅のリノベーション設計で、奥行きの狭いスペースクローゼット変えた、魔法の方法を紹介します。

スライドコートハンガー

狭小住宅はスペースが無いけれど、諦め無い

狭小住宅は、どうしても場所が小さい。

小さいからこそ、狭小住宅と言うのですから当然です。

小さいからと言って諦める事は、有りません。

一つの場所に、二つの機能を重ね合わせる事で、効率良く住まい機能を実現出来ます。

特に階段下は狙い目。

階段下、とりあえず収納しておこう!では、もったい無い。

階段下に何をどう作るかで、生活しやすさが大きく変わってきます。

スライドコートハンガー

スライドハンガーは、奥行き狭い階段下をクローゼット変えた。

狭小住宅の階段は急勾配なりがちです。

このお宅も、急階段が、玄関上の天井掛かるような形でになっていました。

階段下は、階段側面から収納が有りましたが、ここからの収納は、奥行きが大きすぎ、間口が小さすぎで、使い辛い収納でした。

そこで、階段下、正面、玄関側から、収納を作ろう考えました。

靴入れにするのも良かったのですが、他の場所で、靴入れは2箇所かなりの量確保出来た為、他の用途に使え無いか悩みました。

間取り上コート掛けを置いておく場所も無かった為、階段下の奥行き無い場所に、クローゼットを設置したい考えました。

アウターの長さ掛けられる高さ分、階段下に入れようとすると、どうしても、奥行きが30センチくらいになってしまう。

スライドコートハンガー

そこで出番。魔法の収納金物、スライドハンガー。

服を正面向きに掛け、ハンガーをスライドし引き出す事で、服を取り出す事が出来る優れもの。

奥行が30センチ程度の小さなスペースでもクローゼットに出来る為、非常に重宝します。

小さなスペースの有効活用出来ました。

小さいながらも、玄関に冬場のアウターなどを掛けておく場所が出来ると生活便利です。

もちろん扉ついていますから、中は隠せてスッキリ。

家が自然と片付きます。

省スペースでも、工夫ひとつで色々な収納がつくれますね!

ひとつ収納が、生活全体変えてくれます。

 

狭いスペースでクロークを設計


狭いスペースにクロークを設計する場合、効率的に収納を最大化するために以下のポイントを考慮すると良いでしょう:


  1. 壁面収納の活用

    • 壁面に棚を取り付けることで、スペースを有効活用できます。高さを調整できる棚や引き出しを使うと、物の収納がしやすくなります。

  2. スライド式のドア

    • ドアが開くスペースを取らないスライド式のドアを選ぶと、狭いスペースでも出入りがスムーズになります。

  3. カスタム収納システム

    • クロークに合わせてカスタムメイドの収納システムを導入することで、スペースを無駄なく使えます。特に、棚やハンガーラックを自由に組み合わせられるシステムは便利です。

  4. 吊り下げ収納

    • 天井から吊り下げる収納やポケットを取り入れることで、床面のスペースを確保できます。

  5. 隠し収納

    • 床下や高い位置に隠し収納を設けることで、目立たない場所に収納スペースを作れます。

  6. 折りたたみ式のアイテム

    • 折りたたみ式の棚やハンガーラックを使うことで、必要に応じて収納スペースを増減できます。

  7. 収納の分割

    • 収納スペースをカテゴリーごとに分けると、物が見やすく取り出しやすくなります。例えば、シーズンごとの衣類やアクセサリーなど。


狭いスペースでも工夫次第で使いやすくすることができます。


スライドコートハンガーについて


スライドコートハンガーは、収納スペースを有効に活用するための便利なアイテムです。具体的には、以下の特徴や利点があります:


特徴

  1. スライド機構

    • スライドコートハンガーは、収納スペース内で横にスライドさせることができるため、取り出しやすく、スペースを効率的に利用できます。

  2. 引き出し式

    • 通常、引き出しのように前方にスライドするため、背面や奥にあるアイテムに簡単にアクセスできます。これにより、狭いスペースでも奥行きを有効活用できます。

  3. 調節可能

    • 一部のスライドコートハンガーは高さや幅を調節できるものもあり、収納するアイテムに応じてカスタマイズ可能です。

  4. デザインと素材

    • 木製、金属製、プラスチック製などさまざまなデザインや素材があり、インテリアに合わせた選択ができます。


利点

  1. スペースの最大化

    • スライド機能により、奥行きのあるスペースでも収納の効率を高められるため、狭いクロークやクローゼットでも有効に活用できます。

  2. 使いやすさ

    • 引き出して取り出すことができるので、深い棚の奥にあるアイテムも取り出しやすく、使い勝手が良いです。

  3. 整理整頓

    • スライドハンガーを使うことで、衣類やアクセサリーを整理しやすく、見やすく取り出しやすい収納が実現できます。

  4. メンテナンス

    • 一般的に、スライドハンガーは清掃やメンテナンスが簡単です。特に取り外し可能な部分があれば、掃除がしやすくなります。


設置ポイント

  • 取り付け場所:スライドコートハンガーは、クローゼットの内側や収納スペースの奥行きを考慮して取り付けることが重要です。

  • 耐荷重:選ぶ際には、耐荷重や耐久性を確認し、収納するアイテムの重さに適したものを選ぶと良いです。

  • サイズ:収納スペースのサイズに合わせて、適切な長さや幅のスライドハンガーを選ぶことで、効率的にスペースを利用できます。


スライドコートハンガーをうまく活用することで、狭いスペースでも整理整頓がしやすくなり、収納の効率が大幅に向上します。


階段下をクローゼットにする方法


階段下のスペースをクローゼットにするのは、限られたスペースを有効に活用する良いアイデアですね。以下の手順で進めると良いでしょう:


1. 計画と設計

  • 測定: 階段下のスペースの高さ、幅、奥行きを正確に測ります。階段の構造や傾斜も考慮に入れる必要があります。

  • 設計: クローゼットのサイズや形状を決めます。扉の種類(引き戸、開き戸、折れ戸など)や内部の収納配置(棚、ハンガーバー、引き出しなど)も考えます。


2. 収納の設計

  • 棚の配置: 階段下のスペースは傾斜があるため、棚やハンガーバーの配置はカスタマイズが必要です。可動棚や、斜めに設置できる棚を検討すると良いでしょう。

  • 収納アイテム: 衣類、靴、アクセサリーなど、収納するアイテムに応じて棚や引き出しの配置を考えます。


3. 扉の選択

  • 引き戸: 空間を有効に使えるため、狭い場所でも取り入れやすいです。

  • 折れ戸: 開閉に必要なスペースが少なく、クローゼットをすぐに使えるようになります。

  • カーテン: 柔軟性があり、コストも抑えられるオプションです。


4. 内部の仕上げ

  • 照明: クローゼット内部が暗くならないように、明るいLEDライトなどを設置します。

  • 壁面仕上げ: 内装に合わせてペンキやクロスで仕上げると、クローゼットも美しくなります。


5. 組み立てと施工

  • DIYかプロに依頼か: 手作りするか、リフォーム業者に依頼するかを決めます。DIYの場合は、適切な工具や材料を用意し、施工手順に従って作業します。プロに依頼する場合は、設計図や要望を伝え、予算や工期を相談します。


6. 最後のチェック

  • 使用感の確認: クローゼットを使ってみて、収納しやすいか、扉の開閉がスムーズか確認します。必要に応じて調整や追加の収納アイテムを取り入れます。


階段下のクローゼットは、工夫次第で非常に便利な収納スペースになります。設計段階で十分に考慮し、自分のライフスタイルに合った収納を作ってみてください。


狭小住宅でコートクロークを効率よく設計する方法


狭小住宅でコートクロークを効率よく設計するには、限られたスペースを最大限に活用し、使いやすさと見た目の良さを両立させる必要があります。以下の手順やアイデアを参考にしてみてください:


1. 設計の計画

  • 位置の選定: コートクロークを設置する場所を選びます。玄関近くが便利ですが、他のスペースを有効活用するためにリビングや廊下に設置するのも考えられます。

  • スペースの測定: 設置するスペースの幅、高さ、奥行きを正確に測定し、設計に反映させます。


2. 内部の配置

  • ハンガーバー: コートやジャケットを掛けるために、複数段階のハンガーバーを取り入れると、スペースを有効に使えます。高い位置と低い位置に設置することで、長いコートと短いジャケットを分けて収納できます。

  • 棚やラック: 帽子、バッグ、靴などを収納するために、棚やラックを設けます。棚は可動式にすると、収納するアイテムに応じて高さを調整できるので便利です。

  • 引き出し: 小物やアクセサリーの収納には引き出しを使うと整理しやすいです。


3. 収納アイテムの工夫

  • 上部収納: コートクロークの上部に棚を設けて、シーズンオフのアイテムや旅行バッグなどを収納します。高い位置の棚にはよく使わない物を置くと良いでしょう。

  • 下部収納: 地面近くには靴の収納や引き出しを設置します。靴収納にはスリムなラックやボックスを使うと良いです。


4. 扉の選択

  • 折れ戸: 空間を広く見せるために折れ戸や引き戸を使うと、開閉時にスペースを取らず、狭い場所でも使いやすくなります。

  • カーテン: コストを抑えたい場合や柔軟な対応が必要な場合は、カーテンを使うと良いです。色やデザインでインテリアに合わせられます。


5. 追加の工夫

  • ミラーの設置: コートクローク内にミラーを設置すると、コートや衣類のチェックがしやすくなります。ミラーは扉の裏側に取り付けることもできます。

  • 照明: 明るいLED照明を取り付けて、内部がよく見えるようにします。照明は棚の下に取り付けると、物を取り出しやすくなります。

  • フックやホルダー: コートや帽子などを掛けるために、壁にフックやホルダーを取り付けると便利です。


6. 整理整頓

  • シーズンごとのアイテム管理: 季節ごとに使うアイテムを入れ替え、常に必要な物がすぐに取り出せるように整理します。

  • 収納ボックス: 小物や頻繁に使わないアイテムは収納ボックスやバスケットを使って整理します。


狭小住宅でのコートクロークは、設計と収納アイテムの工夫次第で効率的に使うことができます。空間を最大限に活用し、機能的で快適な収納スペースを作りましょう。



住まいの設計・計画の解説


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