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  • 執筆者の写真t-ogino

床下は、隠れた空間!収納に使ってみよう!



モノが多い生活。せっかくある床下の空間を上手く使わない手はありません!家の大きさは決まっています。部屋の高さも決まっている。でも、床下を上手く使うことで、収納がたくさん出来たり、リビングの天井を高く出来たり、新築でもリノベーションでも、生活を豊かにする工夫をする可能性がたっぷりあります。

床下はなぜ空間がある?

木造住宅の特徴のひとつが、床下にスペースがある事です。なぜそんな場所があるか?と言うと、木でつくるからです。木は湿気に弱い為、地面から離した位置から木材をつかうからです。地面から、50センチほどはコンクリートの基礎をつくり、木材はそこから上の部分に建てるのが一般的です。基礎自体も地面に掘り込むと、雨水が入り込むなど、不具合が出る可能性があり、地面に余り掘り込まず製作しています。

地面の木材までのコンクリート基礎の立ち上がり部分が、空いている空間になっています。その空間の有効利用をすることで、使える場が増えていきます。

床下を使うことで収納力アップ!

床下をつかって、収納スペースとすることで、収納力がアップします。モノが多い生活をしている方も多いです。断捨利が一時流行になりました。必要の無いものを捨てるのは良いのですが、必要なもの、家族の喜びにつながるもの、自分の楽しみのものを我慢して捨てることは決して幸せにはつながりません。自分らしいライフスタイルで生活をするのであれば、モノを納める収納を考えた方が豊かな生活につながります。

床下収納というと、キッチン廻りが定番でした。ですが、キッチン廻りにこだわる必要はありません。書類を入れても良いし、年に1度した出さない家族のモノを入れておくのも有りです。


床下収納

気をつけたい床下収納のつくり方

場所によって、床下収納に入れるモノが変わって来ます。キッチンだけでなく、書斎に床下収納をつくれば、そこは書類入れになります。当然湿気対策をしっかりしなくてはなりません。ウォークインクローゼットに床下収納をつくり、季節モノを仕舞っておく場合も同様です。

昔からある、キッチンの床下収納は、料理をする人が立つ場所の真下にある事が多いですが、収納のふたに人が乗る為、がたついて気やすく、微妙な段差に足をとられることも有ります。

床下収納は、人が通らないところに設置する設計をしています。写真の収納は、キッチンに置く、コロ付きごみ置場の下に設置しました。ここであれば、人は乗らないですし、出し入れも簡単です。

床下収納の深さは?

床下収納の深さですが、なるべく浅いものを設置しています。深い方がたくさん入るのじゃないか?と思うかもしれませんが、深い床下収納は、取り出さない、使わない収納になりがちです。深いところの底から、モノを出すのは、体力が必要です。おっくうですし、体を痛める危険もあります。何を入れるか想定し、そのサイズに合わせた大きさの収納の大きさにすべきです。

有れば良いでは無く、使い勝手の良い床下収納をつくろう

床下はやはり、他と比べると取り出しづらい収納です。その特性を理解した上で、何を入れるか。使い勝手の良い収納を取り付ければ、床下は可能性の大きな有効活用できる空間になります!

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