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入居時期を選ばない魅力づくりで、10年後、20年後も選ばれること。入居ターゲットを想定した特徴的な設計。
更新日:2020年2月26日
入居者のターゲットを想定した特徴的な設計をする。
入居する方のターゲットを想定し入居者にフィットした特徴的な設計をする事は、入居者さんから選ばれ、かつ、長く入居していただける住まいになると考えています。
収納や家事など、家族が生活しやすい間取りに特化した、賃貸テラスハウスを設計しています。
家族皆で使うファミリークローゼット、ウォークスル型のシューズクローク、洗濯も干せるインナーバルコニーがある収納に特化した集合住宅です。
都内ではあるものの、車が無いとちょっと生活に不便な立地の敷地。学生さんなどの単身者よりもファミリー世帯が多い。車で活動的に行動する子育て世帯をターゲットとして想定しいます。
ベビーカーを置いたり、子供のサッカーや野球の道具など外で使うものを置いておける場所が、活動的な子育て家族には必要になります。
また、個人のクローゼットも必要ですが、家族みんなのモノや服が置いて置けファミリークローゼットがあると、忙しいママさんにとっても家事の負担が減ります。
収納に特化した、この集合住宅は、働くママさん、子育てママさんの支持を受け、人気の賃貸となっています。
入居時期を選ばない魅力づくりで、10年後、20年後も選ばれること

賃貸不動産の常識に4月転勤、10月転機に合わせて、2月、3月、9月入居募集をしなくてはならないという、通説があります。
それ本当ですか?
借りてくれている入居者さんですが、転勤や結婚など寄って、入れ替わりがどうしても有ります。
その時、必ず2月の引っ越してくれるでしょうか?
4月1日から転勤の場合、3月末退去です。
その後クリーニング等をしていると、次の方が入ってくれるのは、4月半ば以降です。
5月に転居してしまう事もあります。
転勤スケジュールからは、外れてしまいます。
賃貸住宅は、新築の時が1番人気が有り借り手がつきやすくなります。
なのに、転勤スケジュールにフィットして無ければ貸せないような賃貸では、10年後、入れ替わる時に、借りてくれるはずがありません。
私たちの設計では、転勤する方をターゲットにするのでは無く、普段からより良い住まいを探している方が、あれ、この賃貸集合住宅いいね!と応募して来てくれ賃貸集合住宅を設計しています。

実際、5月半ばから募集、6月入居の猫の集合住宅では、1週間で20組の内覧の方が来られ、キャンセル待ちが出る人気の賃貸となりました。
単身者向けのリノベーションアパートメントも2月・3月の入居時期から外れて募集を掛けましたが、直ぐに借り手がつきました。
どちらも周辺相場よりも、高い賃料なのに。。。。
ちなみに、猫の集合住宅、猫を飼う方以外にも人気で、飼わない方が半分入居されています。
この状態であれば、10年後、20年後の入居が入れ替わる時でも、借り手が付きやすく安心です。
転勤される方をターゲットにするのではなく、より良い家に住み替えたいと考えている方たちをターゲットにした方が、持続性のある賃貸経営が出来ます。