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実は難易度高し、コンクリート打ち放しを表すリノベーションの仕方

実は難易度高し
コンクリート打放し、リノベーション
リノベーションで、壁紙を剥がしてコンクリート面を見える様にした仕上げ
、素材感があって素敵なんですが、実はこの状態にする意外と難しいんです。

なぜコンクリート打放しは難易度高しか
コンクリート打放しを新築で作るには、綺麗な型枠、ピカピカの撥水塗料など色んな事をして綺麗なコンクリートを仕上げています。ところがリノベーションで、壁紙やボードを剥がしたコンクリート面は、見せる様に作っていないので、面がガサガサしてるし、凹凸もある荒い状態です。これを住める状態まで綺麗にする必要があります。

コンクリート面を綺麗にする方法
荒いコンクリート面を綺麗にするには、まず凹凸を削ります。見映え以前に、余りに荒いので服が引っ掛けたり、手をついた時の怪我予防の為に。それでも結構荒いんですが、この荒い粗野な存在感が中々良かったりします。削った跡、コンクリートの粉が出て来ない様、抑える透明の塗料を塗って仕上げています。

ボンド跡は味なんだ
白い丸模様が、浮き出る場合があります。これは、元々ボードを貼る為のボンドの跡で、これは削っても消せません。ボタン雪の様なこの模様は味として楽しむことが正解です。

断熱面は、残念ながらコンクリート出せない。
外壁側は断熱材を吹き付けます。断熱材の上にボードを貼って仕上げるのでコンクリートは隠れてしまいます。コンクリート打放し仕上げは、隣の住戸間の壁だけに。

なんだかんだで存在感抜群な、リノベーションコンクリート
色々言いましたが、リノベーションの時に出て来るコンクリートは、古くビンテージ感のあるコンクリートです。なんだかんだで存在感抜群です。
「市松天井のラボ」
所在地:東京都板橋区
構造:鉄筋コンクリート造・リノベーション
延床面積:128.24㎡