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トップライト(天窓から)からの光を、やわらかい光にする:光と風のリノベーション住宅
更新日:2020年2月26日
光と風のリノベーション住宅では、階段のうえに、トップライト(天窓)をつけました。
想定通り、壁に光が反射しています。
天窓、トップライトのイメージは?
屋根に窓をつける天窓。どんなイメージを持っていますか?
明るくなる、暖かくなる、でも暑い!眩しい!
その通りです。
なんの工夫もしなければ。
やわらかい光が、心地のよい空間をつくる
南国のギラギラした光は、夏の休暇では浴びたくなります。
男性としては、日焼けを嫌がって、夏の海でタオルに包まっている女性を可愛そうに思う程です。
ですが、あのギラギラした日差し、家の中に入って来たら如何でしょうか?
眩しく、暑く、たまりません。
西日もですが直射日光など、強い光が家の中に入ってくるのは、明るいですが、快適ではありません。
光はやわらかく入って来ることで、心地のよい空間を作ってくれます。
天窓からの光は、反射させる
屋根につけた窓からの光はどうしても強い光になってしまいます。
南側の屋根につけてた天窓などは、特に。
光と風のリノベーション住宅では、北側屋根に天窓をつくり、取り入れた光を壁に反射させることで光の強さをやわらかいしています。
屋根から入った光が壁にあたり反射し、階段や廊下のFRPグレーチングを通して、何度も反射しながら1階まで光が降りてきます。
反射をする為、直射日光の強さ眩しさが緩和され、やわらかい光が降り注ぎ、明るく快適な空間が作られます。
光にも種類があります
太陽の光ですが、取り入れ方によって色々な種類の光に変わります。
強い光。
やさしい光。
美しい光。
ゆらいだ光。
それぞれの光を組み合わせて、心地のよい空間を生み出す事が設計の大きなテーマのひとつです。
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