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  • 執筆者の写真t-ogino

クリニック受付カウンターの裏側、家具デザインの工夫



クリニックは患者さんのスペース、スタッフだけのスペース、患者さんスタッフどちらも使うスペースがあります。医療行為を行う為の、特別なつくりが必要。よく考えられた、家具は診察や、受付をスムーズにし、患者さんも、ドクターも看護師も、受付スタッフも、皆が心地よく、診療を受け・提供ができます。

オリジナル家具でスペースを上手く利用する

クリニックでの日常は、オフィスでの事務作業と異なり、特化した行為の連続です。医療行為はもちろん受付も。電子カルテを使う為のサーバーの位置、取り込む為のスキャナー、出力のプリンター、あちこちにあっては、動いてばかりになってしまいます。使い勝手の良い家具をつくると、動く距離が小さくなるため、必然的にコンパクトになり、スペースを有効に使えます。

受付カウンターの裏側

受付カウンターの裏側では、受付スタッフが、患者さんの受付をしながら、電子カルテの処理、パソコンでの作業を行います。患者さんから見えない位置に、パソコンのモニターが存在する、カウンターの高さの調整、をしています。 電子カルテに取り込む為のスキャナーを入れる、引き出し。出力するプリンターは、コロ付き家具で机の下から引き出せ、足元コンパクトな場所で大きなプリンターを置き、省スペース化と利便性を高めました。 受付カウンターから、待合にでる場は、机にもなり、多くの使い方ができます。電話の場所、リコーダーの場所なども想定して、机の上の配置もおこないました。



受付カウンターの表側

受付カウンターはクリニックの玄関、内部の顔になる部分です。ようこそいらっしゃいませという、気持ちが感じられるイメージを、患者さんに持ってもらいたいものです。 木の質感を感じる素材でクリニックに来る、不安感をやわらげリラックスできるデザインをしています。床の渋めのトーンと同じ、色彩の木目は、落ち着いたカフェのような雰囲気を生み出しました。落ち着く素材は、リラックスと共に、医療に対する信頼感も感じます。カウンターの下と、上部から間接照明が床と天井を照らすことで、柔らかな雰囲気が増しました。



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