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  • 執筆者の写真t-ogino

クリニック、診察室の家具は細かく



|内科クリニック:design by 株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所|

診察室から見える診療作業台は、見映えの美しさも必要です。

同時に機能性を高くしなくては意味がありません。

作業台のメラミンカウンターは対候性の強い素材でつくりました。

医療器具は洗うモノを分けますので、その数だけの洗い場(シンク)が必要です。

薬など、鍵をかける引き出し。

医療器具が入るサイズの引き出しもあります。

診療作業台は、診察室に入った患者さんから見えますが、上手く利用することで、かえって清潔で美しい診察室の印象をうけられます。

電気給湯器を、作業台の中に入れ見えなくし、ごみ箱も、組み込んでしまいました。

写真の作業台の下の収納の扉に、横長の穴が開いていますが、この中にゴミ箱を置き、患者さんからは、不潔なゴミが見えないように出来ます。

血液などは、汚物ですので、汚物処理専用の排水槽が必要ですが、こちらも作業台の中に組み込み隠してしまいます。


ちょっとした工夫が、環境力を上げる

ちょっとした工夫が、使い勝手を良くし、リラックスした雰囲気になり、清潔感をクリニック全体に生み出しました。

医療を提供する側、受ける側ともに、心地よく時間と空間をすごせる環境を形づくります。

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