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  • 執筆者の写真t-ogino

自宅の間取り解説、第2段。一級建築士の家づくり、回遊式の平面、基本設計纏まりました。

更新日:2023年1月23日

自宅設計の間取り解説、前回に続き、第2段です。 周辺環境や、自分たちのライフスタイルにフィットした、間取りになっているので、ちょっと解説してみます。




1)パブリックとプライベートを回遊式でつなぐ


開放的でパブリックなリビングなどのエリアと、プライベートなベットルーム、水廻りなどのエリアを明確に分けた構成にしています。そのパブリックとプライベートの分けられた場を回遊式にして繋ぐ事で、有機的につながり生活し易い間取りになっています。 暮らし易さや楽しさを増しています。





2)西日をブロック・柔らかい間接光を入れる


大きな庇をテラスに掛ける事で、西日の直射日光を防ぎます。太陽が高い、西日にならない時間帯は、テラスの床を反射させて光を取り入れます。 斜めに降った平面は、近隣住戸と窓が正面通しに正対させず、方位を意識して光や風を具合良く取り入れる為の配置です。南東に面する高窓(ハイサイドライト)から、天井を伝う様に、天井にあたった柔らかい間接光が家の中に入って来ます。




3)天井の高さを変える事で、親密感を増す


天井の低いリビングと、天井の高いダイニングが隣合う事で、おこもり部屋(ヌック)の様な親密感のある場所が出来ています。リビングからは、ダイニングの姿を景色としてみる事も出来るし、ダイニング越しに外の景色を楽しむ事も出来ます。


さて、家づくりここから建設に向けて、色々動いて行きます! しかし思った以上時間かかりました。 建築の専門家が自分の家を設計すると、仕事の時より時間がかかるというのは定番なんですが、、、、、。


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