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執筆者の写真t-ogino

#02 L型テラスの家:一級建築士が自邸の設計。第2案目です。

更新日:8月9日



♯02 L型テラスの家

自邸設計。2案目は、住宅街の街区に開放的にしながら、居心地良く出来ないかな?と考えてみました。


「開放的な回廊テラス」

道路に向けて回廊テラスを作り、回廊から室内に入る間取りです。屋根のある半屋外の回廊は、縁側の様に、周囲の街や人と関わる接点になっています。オープンカフェのテラス席にみたいな感じですね。開放的ではあるけでれど、室内と外と緩衝材としての効果もあるスペースです。


「L型は、外部と接点が増える」

L型にすると、室内と外部の接する部分が増えて、光も風も良く入りますね。入口や窓の向きも変わるので、視線の向きが変わって、目線が交差しない事で居場所ができるます。


「ハイサイドライトから、光を入れる」

南側からは、掃き出し窓では無く、高い位置にある窓(ハイサイドライト)から光を入れます。ハイサイドライトからの光は、天井を舐める様に室内入り、ほのやかな明るさで家を優しく照らしてくれます。


「開かれた庭」

道路に少し開かれたスペースがあると、住んでいる街区が居心地良い通りになります。毎日自分が通る道を心地よくするのも、満足度の高い暮らしに繋がるんじゃないかと思います。

庭を道路側にオープンにつくって、ゆったりした余白を感じられて街路に道を変化させてみました。


L型テラスは、割と南国に似合う間取りかな?なんて事を、間取りを作りながら感じましたね。開放的な部分なんか特に。


【公式ホームページはこちらから → 株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所】

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