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  • 執筆者の写真t-ogino

海外の住宅デザインって? アラビア語サイトに弊社設計のリノベーションアパートメント掲載

更新日:8月25日


homify掲載

homify、アラビア語版、特集記事に、デザインした、リノベーションアパートメントが掲載されました。

海外の住宅デザインサイトで取り上げられる機会が増えて来ましたが、取り上げ方が面白く、住空間に対する意識が違う部分と、同じ部分が見えてきて興味深いです。

今回は、開口部を特集した記事の中で、お客様を迎えるにはこんな美しく玄関の外観はどうですか?という紹介をされています。そうそうリノベーションアパートメントは、アパートながら実は、玄関にこだわっています。帰ってきたいなと思える、人を迎える外観と、実は内部の玄関空間も特別な工夫それぞれしています。

夜の玄関照明が気持ちへ訴えかける心理効果は、こちらの記事で書いています。

住宅デザインですが、海外で取り上げられるデザインは、分かりやすくかっこよい・美しいデザインが多いように感じます。特に今回はアラビアでの掲載ということで、ストイック・ソリッドなデザインが取り上げられています。

日本の様に、やわらかいニュアンスの空間はあまり取り上げられませんね。

生活観・生活感に対する意識の違いが見えてきます。

凄いことなのですが、このサイト、パソコンで見るにはフィットしていません。

スマートフォンはアイパッドなどのモバイル端末に適応したサイトになっています。

パソコンだと画像の質が、悪い代わりに、モバイルだと非常に良いんです。

ネットに対する生活習慣は、世界では完全に変わっているということですね。



美しい玄関とは?


美しい玄関は、家の第一印象を決定づける重要な部分です。以下の要素を考慮することで、美しい玄関を実現できます。


  1. デザインとスタイル:

    • 調和の取れたデザイン: 玄関のデザインは家全体のスタイルと調和しているべきです。例えば、モダンな家にはシンプルでクリーンなラインの玄関が、伝統的な家にはクラシックな装飾が合います。

    • 美しいドア: ドアのデザインや素材は玄関の印象を大きく左右します。木製のドアやガラスのパネル、装飾的な取っ手などが考えられます。


  2. 素材と色:

    • 高品質な素材: 外壁やドア、床材に高品質な素材を使うことで、耐久性と美しさを両立できます。天然石やタイル、木材などがよく使われます。

    • 色の選択: 外壁の色やドアの色は、周囲の景観や家全体のカラースキームと調和させることが重要です。明るい色やニュートラルな色が一般的ですが、アクセントカラーも効果的です。


  3. 照明:

    • 十分な照明: 玄関に十分な照明を施すことで、夜間でも安全かつ美しく見えます。壁掛けの照明やポーチライト、ランプなどが使われます。

    • 装飾的な照明: 美しいデザインの照明器具を選ぶことで、玄関の雰囲気を引き立てることができます。


  4. 装飾とアクセサリー:

    • 植物: 玄関に植物を置くことで、自然の美しさと爽やかさを加えることができます。鉢植えやプランター、つる植物などが考えられます。

    • マット: 玄関マットは実用的でありながらデザインの一部としても機能します。美しいデザインのマットは、家のスタイルに合わせて選びましょう。

    • アート: 玄関の壁にアートを飾ることで、個性を出すことができます。シンプルな額縁に入ったアートや、シンボリックな装飾品などが効果的です。


  5. 機能性:

    • 収納: 靴やコートを整理するための収納スペースがあると便利です。シューズラックやコートフックなどを設けると良いでしょう。

    • 動線: 玄関の動線をスムーズにすることで、使い勝手が良くなります。広めのエントランスや通路を確保することを考慮してください。


これらの要素を考慮し、家族のライフスタイルや好みに合わせた玄関を作ることで、美しく、かつ機能的な玄関を実現できます。


夜の玄関照明が気持ちへ訴えかける心理効果


夜の玄関照明は、家に帰る際の心理的な影響を大きく与えることがあります。以下は、玄関照明が感情や気持ちに与える主要な心理効果です。


  1. 安心感:

    • 安全性の向上: 明るい玄関照明は、安全であることを感じさせ、暗い中での不安感を軽減します。しっかりとした照明が施されていると、帰宅時に安心感を得られます。

    • 歓迎のメッセージ: 温かい色合いの照明や柔らかい光は、「ここはあなたの家ですよ」という歓迎のメッセージを伝え、落ち着きとリラックスを促します。


  2. 心地よさ:

    • 居心地の良さ: ソフトで調和の取れた照明は、視覚的に心地よさを提供します。玄関が優しい光で包まれていると、家に帰る喜びが増します。

    • 雰囲気作り: 照明の明るさや色温度を工夫することで、落ち着いた雰囲気や温かみを演出でき、帰宅後の心地よいひとときを提供します。


  3. スタイルと印象:

    • エレガントさと魅力: デザイン性の高い照明器具は、玄関の印象を格上げし、エレガントさや魅力を引き出します。これにより、家に対する愛着や誇りが高まります。

    • 心の準備: 玄関の照明が心地よい雰囲気を作ることで、家の中に入る前にリラックスした気持ちにさせ、家族との時間をより楽しく感じさせます。


  4. 帰宅の儀式感:

    • 日常の儀式: 夜の玄関照明が整っていることで、帰宅が一種の儀式のようになり、日常生活に安定感とリズムをもたらします。一定の照明のルーチンが心の安定に寄与します。


  5. 感情的な影響:

    • リラックス効果: 温かい光や調光可能な照明は、ストレスを軽減し、リラックスした気持ちを促進します。特に一日の終わりにリラックスするための環境を提供します。

    • ポジティブな気分: 明るく清潔感のある照明は、ポジティブな気分を呼び起こし、家に帰るたびに気持ちが高まります。


これらの心理的な効果を考慮しながら、夜の玄関照明を設計することで、心地よく、安心感を提供する玄関を作ることができます。


海外と日本で住宅の違い


海外と日本の住宅デザインには、文化や気候、生活習慣の違いによっていくつか顕著な違いがあります。以下に主要な違いをまとめました。


1. スペースとレイアウト

  • 日本:

    • コンパクトなスペース: 日本の住宅は一般的に限られたスペースを有効に活用するために工夫されています。収納や多目的スペースを巧みに配置し、限られた面積を最大限に活用します。

    • 間取り: 畳や障子、襖を使った可変性のある間取りが特徴です。部屋を分けたり広げたりすることで、空間を柔軟に使います。


  • 海外:

    • 広いスペース: 特にアメリカやオーストラリアなどでは、比較的広い土地に大きな家が多いです。広々としたリビングルームやダイニングルームが一般的です。

    • オープンプラン: リビング、ダイニング、キッチンが一体となったオープンプランのレイアウトが多いです。開放的で風通しの良い空間が特徴です。


2. 建材と構造

  • 日本:

    • 木造建築: 伝統的に木造建築が多いですが、耐震性を考慮して鉄筋コンクリートや鉄骨も使用されます。木の温かみや柔らかさが重視されることがあります。

    • 防火・耐震性: 日本では地震に備えた設計が重要で、防火や耐震対策がしっかり施されています。


  • 海外:

    • 多様な建材: コンクリート、レンガ、木材など様々な建材が使用されます。地域によっては、伝統的な建材や最新の建材を用いることがあります。

    • 気候対応: 寒冷地域では断熱性が重視され、暖かい地域では通気性や冷却効果が重要視されます。


3. デザインと装飾

  • 日本:

    • ミニマリズム: シンプルで機能的なデザインが好まれます。無駄を省いた美しさや、自然との調和を重視します。

    • 和室の要素: 畳、障子、ふすま、木の素材感など、伝統的な和室の要素が取り入れられることがあります。


  • 海外:

    • 多様なスタイル: 西洋では様々なデザインスタイルがあり、カントリースタイル、モダンスタイル、ヴィクトリアンスタイルなどが見られます。

    • 装飾: 装飾やアクセントが豊富で、個性的なデザインや家具、アートなどが取り入れられます。


4. 外部空間と庭

  • 日本:

    • 小さな庭や中庭: 日本では限られた土地に小さな庭や中庭が作られ、季節ごとの植物や石庭などが取り入れられます。

    • プライバシーの重視: 住宅が密集しているため、プライバシーを保つための工夫がされることが多いです。


  • 海外:

    • 広い庭やアウトドア空間: 広い土地を活用して広々とした庭やテラス、プールなどが設けられます。アウトドアリビングのスペースが充実しています。

    • バーベキューエリア: アウトドアでのバーベキューやエンターテイメントエリアが設けられることがよくあります。


5. 生活習慣との関連

  • 日本:

    • 日本の生活習慣: 収納の工夫や床暖房、洗面所の使い方など、日本独自の生活習慣に合わせた設計がされます。


  • 海外:

    • 文化的な要素: 家族の生活スタイルや地域の文化に応じた設計がされます。例えば、アメリカでは大きなキッチンやバスルームが好まれることが多いです。


これらの違いは、各国の文化的背景や気候条件、生活習慣によって形作られています。それぞれの特徴を理解することで、より良い住宅デザインを考えるための参考になるでしょう。


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