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執筆者の写真t-ogino

収納にもこだわった提案型集合住宅とは?収納と家事のテラスハウスがhomify掲載

更新日:11月26日


回遊式のシューズインクローゼット

Webマガジン homifyに収納と家事のテラスハウスが掲載されました。

「シューズインクローゼットのある家5選!- 玄関周りもたっぷり収納」という記事で、 「収納にもこだわった、提案型集合住宅」として5選に選ばれ掲載されています。

住む人らしい、住む人に似合った家が良い家だと考え設計をしていますが、

住む人らしさが如実に出るなあと考えているヵ所一つが、玄関廻りの収納計画です。

建築家・建築設計事務所の質の高い、設計住宅を紹介する、web記事で、

シューズインクローゼットの上手い設計事例として紹介されています。

この手のサイトで、収納特集の記事がかかれるということは、考え込まれた収納デザインは、

やはり家づくりのポイントの一つになっているあかしですね。

その中でも、玄関廻りは、外部との関係・生活のしやすさ・ライフスタイル・お客様との関係と、

色々な要素の詰まっている場所ですから、こだわりがいのある場所になります。


収納にもこだわった、提案型集合住宅とは


提案型集合住宅は、居住者のライフスタイルやニーズに応じた住まいの設計を提案し、それに基づいて設計される集合住宅のことです。このタイプの住宅は、一般的なマンションやアパートとは異なり、個々の住民のニーズやライフスタイルに合わせたカスタマイズが可能で、より個別化された生活空間を提供します。特に収納スペースの工夫は、提案型集合住宅において非常に重要な要素となります。以下に、収納にこだわった提案型集合住宅の特徴とポイントについて詳しく説明します。


1. フレキシブルな収納システム

  • 可動式棚や仕切り: 住人が自分の好みや必要に応じて簡単に棚の位置やサイズを変更できるような可動式の収納システムを取り入れます。これにより、季節ごとやライフステージの変化に対応した収納スペースの調整が可能です。

  • モジュール型収納: キッチンやリビング、寝室などのスペースにモジュール型の収納を取り入れ、必要に応じて追加や削除ができる柔軟性を持たせることができます。


2. 隠れた収納スペースの活用

  • 階段下やロフトスペース: 階段下やロフトの空間を活用した収納スペースの確保は、限られたスペースを有効に活用するための工夫です。

  • 壁の厚みを利用した収納: 壁の厚みを利用した収納スペースを設けることで、限られた床面積を最大限に活用できます。例えば、壁に組み込まれたシェルフやキャビネットは、すっきりとした印象を与えながらも十分な収納力を提供します。


3. デザインと機能性の両立

  • 収納家具のデザイン性: 見た目にも美しい収納家具を取り入れることで、インテリアとしての役割も果たし、生活感を抑えた洗練された空間を作り出します。例えば、収納扉の素材やカラーを内装と統一することで、空間全体に統一感を持たせます。

  • 多目的家具の導入: ソファやベッドの下に収納スペースを設けるなど、家具が収納の機能も持つように設計することで、部屋のスペースを有効活用します。


4. 個別対応の収納ソリューション

  • 住人のライフスタイルに合わせた収納提案: 子育て世帯にはおもちゃやベビーカーの収納スペース、在宅勤務者には書斎やオフィス用品の収納、趣味が多い人には専用の収納スペースを提案するなど、住人ごとのニーズに対応したプランを提供します。

  • ヒアリングを通じたカスタマイズ: 入居者の意見や要望を直接ヒアリングし、その結果に基づいて個別にカスタマイズされた収納ソリューションを提供することが重要です。


5. テクノロジーの活用

  • スマート収納システム: IoT技術を活用し、収納スペースの使用状況をリアルタイムで確認できるスマート収納システムの導入も考えられます。これにより、物の整理整頓や管理が効率的に行えます。


6. 共用部の工夫

  • シェアストレージ: 各住戸の収納スペースが限られている場合、共用部にシェアストレージを設けることで、季節用品や大型の荷物を保管できるようにします。これにより、住戸内の収納スペースを有効に使うことができます。

  • 宅配ボックスとストレージの一体化: 宅配ボックスにストレージ機能を持たせ、入居者が荷物を受け取った後、そのまま収納スペースに保管できる仕組みを導入することも可能です。


収納にこだわった提案型集合住宅は、居住者のニーズやライフスタイルを反映させたカスタマイズが可能で、快適な住まいを提供することができます。特に、収納スペースの効率的な設計とデザイン性の両立が、限られた空間での快適な生活を実現するための鍵となります。


シューズインクローゼットとは


シューズインクローゼット(Shoe-in Closet)は、靴専用の収納スペースを持つクローゼットのことを指します。一般的なクローゼットやシューズラックと異なり、靴の保管をメインに設計された空間で、靴の整理整頓や収納を効率的に行うことができます。


シューズインクローゼットの特徴

  1. 専用の靴収納スペース

    • シューズインクローゼットは、靴専用の棚やラックが設置されているため、靴を見やすく、取り出しやすい状態で収納できます。靴の形やサイズに合わせて棚の高さを調整できるタイプもあり、ブーツやサンダルなどさまざまな種類の靴に対応可能です。


  2. 広い収納能力

    • 一般的なシューズラックに比べて、シューズインクローゼットはより多くの靴を収納できます。家族全員の靴や季節ごとに使う靴を収納するのに十分なスペースが確保されているため、靴が散らかることなく、すっきりとした状態を保つことができます。


  3. カスタマイズ可能なデザイン

    • 収納する靴の量や種類に応じて、シューズインクローゼットの内部構造をカスタマイズすることが可能です。例えば、引き出し式の棚やスライド式の靴ラック、回転式のシューズラックなど、さまざまなデザインのオプションがあります。


  4. その他の収納機能

    • シューズインクローゼットには、靴以外のアイテムを収納するスペースも設けられることが多いです。帽子、バッグ、傘、コートなど、外出時に使用する小物をまとめて保管できるため、出かける際に必要なものを一箇所で準備できる便利さがあります。


  5. 換気と湿気対策

    • 靴を長期間保管するためには、換気や湿気対策が重要です。シューズインクローゼットには換気口や除湿機能が取り付けられている場合があり、靴のカビや匂いを防ぐ効果があります。


  6. セキュリティ機能

    • 高級な靴や貴重なアイテムを安全に保管するために、鍵付きのシューズインクローゼットもあります。これにより、盗難のリスクを減らし、大切な靴を保護することができます。


シューズインクローゼットの利点

  • 効率的な収納と整理: 靴専用の収納スペースを持つことで、靴をきちんと整理整頓でき、見た目も美しく保つことができます。

  • 時間の節約: 出かける前に探し物をする時間を減らし、スムーズに準備ができます。

  • 靴の保護: 正しい収納方法で靴を保管することで、靴の形を維持し、寿命を延ばすことができます。

  • 美しいインテリア: シューズインクローゼットはインテリアの一部としてデザインされることが多く、家全体の雰囲気を洗練させます。


設置場所の例

  • 玄関付近: 玄関に近い場所に設置することで、外出時や帰宅時に便利に靴を取り出したりしまったりできます。

  • ウォークインクローゼット内: 衣類と一緒に靴を管理するために、ウォークインクローゼットの一部として設けることもあります。

  • ガレージやエントランスルーム: 大型の家では、ガレージやエントランスルームにシューズインクローゼットを設けることで、外から帰ってきた際に靴をすぐに収納できる利便性があります。


シューズインクローゼットは、靴の収納と整理整頓を効率的に行うための専用空間です。適切な収納方法とデザインで、家全体の整理整頓を助け、日々の生活を快適にする重要な要素となります。収納スペースの広さやデザインをカスタマイズすることで、さまざまなライフスタイルや家族構成に対応できる柔軟なソリューションを提供します。


ウォークスルー型のシューズインクローゼットの特徴


ウォークスルー型のシューズインクローゼットは、シューズインクローゼットの中でも特に機能性とデザイン性が高いタイプで、主に広めの住宅や高級マンションなどで採用されることが多いです。このタイプのクローゼットは、玄関と他の部屋(例えばリビングやウォークインクローゼット、ガレージなど)をつなぐ通路としても利用できる、通り抜けが可能な設計が特徴です。以下に、ウォークスルー型シューズインクローゼットの特徴と利点について詳しく説明します。


ウォークスルー型シューズインクローゼットの特徴

  1. 通り抜けができるレイアウト

    • ウォークスルー型は、クローゼット内を通り抜けて別の空間に移動できる構造になっています。玄関からウォークスルー型のシューズインクローゼットを通って、直接リビングルームやウォークインクローゼットに行くことができるため、動線がスムーズです。

    • 通路のような形状をしているため、広い収納スペースを持ちながらも、動線が確保されており、移動しやすいのが特徴です。


  2. 広い収納力と整理整頓のしやすさ

    • 一般的なシューズインクローゼットに比べて広いスペースが確保されていることが多く、多くの靴や外出時に必要な小物を整理整頓できます。特に家族全員の靴を収納する場合や、靴のコレクションが多い場合に適しています。

    • 高さ調整可能な棚や引き出し式のラックを設置することで、ブーツやハイヒール、スニーカーなどさまざまな種類の靴に対応した収納が可能です。


  3. 便利な動線設計

    • ウォークスルー型は、日常の動きを考慮して設計されているため、帰宅後にすぐに靴を脱いで収納し、そのままリビングや寝室に移動することができます。特に、家事や育児などで忙しい家庭では、移動時間の短縮と効率的な動線が生活の質を向上させます。

    • 玄関からそのまま靴を収納して、コートやバッグをクローゼットにしまい、手を洗ってリビングに入るという流れがスムーズになります。


  4. プライバシーの確保

    • ウォークスルー型のシューズインクローゼットは、訪問客からの視線を遮ることができる設計にもなります。靴やコートが玄関に散らかることなく、クローゼット内に隠せるため、玄関が常にすっきりとした状態を保てます。


  5. 追加の収納スペース

    • 靴だけでなく、コート、傘、帽子、バッグなど、外出時に使うものを一緒に収納するスペースを確保できます。また、鍵や財布などの小物を置くための棚や、姿見(全身鏡)を設置することも一般的です。

    • 季節ごとの収納(例えば冬のブーツやサマースニーカーなど)を行うために、シーズンごとの入れ替えが容易にできるような配置がされていることが多いです。


  6. 換気と湿気対策の配慮

    • シューズインクローゼット内の通気性を良くするために、換気扇や通気口が設けられることが一般的です。これにより、湿気がこもらず、靴のカビや悪臭を防ぐ効果があります。また、除湿機能を持つ設備が設置されることもあります。


  7. インテリアとしてのデザイン性

    • ウォークスルー型のシューズインクローゼットは、インテリアの一部としてデザインされることが多く、家のデザインやスタイルに調和するように工夫されています。照明や素材の選択により、クローゼット内も居心地の良い空間に仕上げられます。


ウォークスルー型シューズインクローゼットの利点

  • 快適な生活動線の確保: 通り抜けができることで、日常生活の動線がスムーズになり、時間と手間を省けます。

  • 空間の有効活用: 靴や外出用具の収納が玄関から見えない場所にあることで、家全体が広く感じられます。

  • 整理整頓しやすい: 大容量の収納スペースがあり、靴や小物をきちんと整理整頓することが可能です。季節ごとの靴の入れ替えも容易に行えます。

  • プライバシーと見栄えの向上: 靴やコートなどが玄関に散らからないため、常に清潔で整った印象を保つことができます。また、来客時にも安心です。


ウォークスルー型のシューズインクローゼットは、収納と動線を兼ね備えた便利な空間です。特に、靴が多い家庭や、玄関をすっきりと保ちたい場合に適しており、生活の利便性と快適性を向上させるための重要な要素となります。また、デザイン面でも高い柔軟性を持っており、家のスタイルに合わせてカスタマイズすることができます。


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