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  • 執筆者の写真t-ogino

KMEW施工事例コンテスト2017首都圏エリア賞を、リノベーション・アパートメントが受賞。



デザイン・設計したリノベーションアパートメントが、デザインコンテストで、賞を戴きました。この、KMEW施工事例コンテストとは、建築、特に住宅の外観デザインのコンテストで、ここ1年で完成した建物の中から、32作品が受賞する実作のコンテストです。

今年、完成したリノベーション・アパートメント(コンフォート皐月)が首都圏エリア賞を受賞しました。コンテストの応募総数が1271件の中の選ばれたのが32件、狭き門を突破しての受賞ですから、喜びもひとしおです。

素材のデザインとは?

リノベーション・アパートメントの外観は、屋根材を外壁材として使った、ウロコの様な壁とモルタルに塗装した、家の形(切妻)が可愛らしい住まいになっています。ウロコの様な壁とモルタル塗装の壁が異なる素材が対比された質感ながら、同色でまとめている為、無用な派手さや違和感の無いデザインになりました。

工業製品である素材を、巧みに使い料理しどのようにデザインするのか、設計者の腕が試される部分です。また、賞の審査では、町並みをどう作って行くのか?より良い町並み形成に対する一助になっているのかも、審査ポイントの一つでした。


授賞式は神戸迎賓館で

デザインのコンテストでは、授賞式があるのが通例で、先日、神戸迎賓館で授賞式が行われました。

審査員から受賞作の講評の時間が1時間程あり、学生時代の作品発表のように聞いていましたが、審査員のお2人も、褒めたり、くさしたり、苦言や、もっとこうした方が良いなどと批評も交えながら、受賞作品に対する感想を話してもらいました。

リノベーション・アパートメントは、リノベーションながらこんなにスタイリッシュな建物になっていて、周囲の町並みに対する影響力が強く、町並みが変わっていくに違いない。また、リノベーションで間取りが大きく変わりながら建物を継続していく姿は、非常に説得力があると、お褒めの言葉ばかりを戴いています。

可愛らしくて、スタイリッシュですが、周囲に実は馴染んでいるリノベーション・アパートメント。内部のみならず、街と調和し、街を良い姿に変える少しの影響を与えられる住まいのデザインを更に続けていかなくてはと、気持ちを新たにする良いきっかけになりました。

【編集後記】

受賞式は、大正時代の洋館で行われました。

今では結婚式場として使われていて、建築関係者・デザイン関係者だれけが集まった会場では皆が写真を取り捲っていましたね。

この時代の建物は、時代の節目、模索を重ねている力が入ったものが多く、興味がつきません。

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