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  • 執筆者の写真t-ogino

#03 ジグザグの家:中々良い間取りが出来てきました。一級建築士の自邸設計・第3案

更新日:8月9日




自邸第3案。「ジグザグの家」


やっと?自分らしい間取りになってきました。室内と屋外や隣地との関係性をどう作るのか?敷地が持っている力を最大限に活かすにはどうしたら良いのか?家と外の関係をどう作るのか?いつも考えている事ですが、どんな設計でも大事にしている事が形になってきました。


「ジグザグの隙間とオープンスペース」

住宅の形をジグザグにする事で、外部空間のそこここに、隙間やオープンスペースが生み出されます。大きな庭、小さな庭、細いアプローチ。隣家や道路との距離感を上手く取りながら、室内と一体化した色々な外部空間が魅力的です。


「大きな庭、小さな庭」

リビングダイニングと一体になった、南角の大きな庭。スタディールームからも眺められ、開かれた、開放感を家に持ち込んでくれる庭になります。小さな庭は、洗面所、お風呂、ベットルームに面した坪庭。光と風通しを家に持ち込んでくれます。小さな庭って家に抜け感を生み出してくれます。


「玄関は、横から入る」

玄関は、道路から真正面に作るのでは無く、家の横から入ると良い。敷地に余裕が無いと中々出来ないのですが、実はこれ家づくりのポイントです。サイドインと呼んでいます。玄関扉を開いた時、家の中が道路から丸見えにならず、周りの目が気になりづらいです。


「路地を通るアプローチ」

この間取りでは、路地の様な囲われた道を通って玄関までアプローチするという演出をしています。パーゴラの様な、竹を横に渡した屋根を掛けると、より路地の親密な感じがでますね。


「キッチンを中心に、パブリックとプライベート」

キッチンを通って、プライベートな水廻りや、ベットルームのあるプライベートなエリアになります。キッチンを通って?と驚かれるかも知れませんが、夫婦共々料理をする我が家では、台所に入る事に違和感が無いのでこれもあり。ある意味、割り切りオリジナルの暮らし方です。


「分棟型で用途を分ける」

事務所、アトリエを離れの様に分ける分棟型にする事で、多様外部空間だけど、使い方の構成が明確な、家の形のなりました。


【公式ホームページはこちらから → 株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所】

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