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  • 執筆者の写真t-ogino

猫と住む家の間取りも、回遊式が良い理由!猫にも人にも魅力的な間取りとは。ぐるぐる・グルグル

更新日:9月2日


回遊式の猫と暮らす家の平面図

猫も回遊式だと快適!


回遊式という間取りの考え方があります。

普通の家って一方通行なんです。各部屋がどん詰まりにあって動きがひと方向。回遊式の間取りというのは、各部屋を繋げてグルグル回れる方式の間取りの事です。人の動き方に自由度が大きくなるので、暮らしやすく、家に奥行が出るので生活しやすく快適です。


回遊式の平面図

猫にとっても、回遊式は自由気ままな行動が出来るので、回遊式の間取りだと楽しく気ままに遊んでいます。この間取りでは、部屋をつなげた人にとっての回遊動線をそのまま、猫の回遊動線にしています。扉に猫用扉を作って、家の中を猫が自由にぐるぐる歩き回っています。

猫の回遊式の動線

キャットステップは、2方向で登り降り


平面的な回遊だけでなく、キャットタワー・キャットステップ・キャットウォークを使って立体的な回遊動線もあると猫が楽しく過ごせます。キャットステップ若しくはキャットタワーを2カ所つくり、キャットウォークでつなぐ事で、猫の遊び場もグルグル廻れる回遊動線になり、自由度高く楽しそうに遊んでいます。狭いキャットウォークを途中でUターンするのは、猫中々難しいので、1周できる動線はお勧めです。


中庭で猫は自由に遊ぶ


猫を外で遊ばせたいけれど、何処かに行ってしまうと困る!!というのが悩ましい処です。そこで、中庭をつくりました。猫は中庭で遊んでいますが、囲われた中庭は猫が逃げ出さず自由に外で遊べる、凄く役に立つ快適な場所です。



猫と暮らす家の間取り


猫と暮らす家の間取りについては、猫の快適さと安全を考えた設計が重要です。以下のポイントを考慮すると良いでしょう:


1. キャットウォークとタワー

猫は高い場所に登るのが好きなので、キャットウォークやキャットタワーを設置すると良いです。これにより、猫は運動不足を解消し、ストレスも減ります。


2. 隠れ家スペース

猫は静かな場所でリラックスするのが好きです。キャットハウスや隠れ家スペースを作ることで、猫が安心して休める場所を提供できます。


3. キャットドア

部屋の間にキャットドアを設けることで、猫が自由に移動できるようにします。これにより、猫がどこにいても行き来しやすくなります。


4. トイレの配置

猫のトイレは清潔を保つために定期的に掃除が必要です。アクセスしやすい場所に設置し、複数の猫がいる場合はトイレの数を増やすと良いでしょう。


5. 窓際のスペース

猫は外の景色を見るのが好きです。窓際にキャットベッドやクッションを置くと、猫が外の景色を楽しむことができます。


6. 安全な空間

猫がケガをしないように、家具の角を保護するカバーをつけたり、コード類を隠したりすることが大切です。また、窓には網を張るなどして安全対策をしましょう。


7. 遊び場とスクラッチポスト

猫は遊ぶことでストレスを解消します。部屋に遊び場やスクラッチポストを設置することで、猫が楽しく過ごせる環境を作ることができます。


8. 猫の体調に合わせた設計

高齢猫や特別なケアが必要な猫がいる場合、その猫に合わせた設計を考えましょう。例えば、段差を少なくする、歩きやすい床材を選ぶなどです。


これらのポイントを考慮することで、猫にとって快適で楽しい家を作ることができます。


猫の動線が回遊式の住宅の間取り


猫の動線を考えた回遊式の住宅の間取りには、以下の要素を取り入れると良いでしょう。回遊式の間取りは、家の中を自然に循環できるように設計することで、猫の活動範囲を広げ、ストレスを軽減します。


1. 回遊動線の基本設計

  • 中心部の広い空間: 家の中心に広めのリビングやダイニングエリアを設け、その周囲を猫が自由に移動できるようにします。猫が自由に動ける広いスペースを確保することで、ストレスが軽減します。


  • オープンなレイアウト: 部屋間の壁を少なくし、開放的なレイアウトにすることで、猫が部屋をスムーズに移動できるようにします。例えば、リビングとダイニングを仕切らずに広い空間にするなどです。


2. キャットウォークとトンネル

  • キャットウォークの設置: 部屋の高い位置にキャットウォークを設置し、猫が部屋を高い位置から移動できるようにします。これにより、猫は運動不足を解消し、興味を引くことができます。


  • トンネルやアーチ: 部屋や廊下にトンネルやアーチ型の通路を設け、猫が遊びながら移動できるようにします。トンネルは猫が隠れる場所にもなり、楽しんで通過することができます。


3. 多目的なエリア

  • 隠れ家や遊び場の設置: 部屋の隅や家具の下に隠れ家や遊び場を設け、猫が遊びながら移動できるスペースを提供します。これにより、猫は退屈しにくくなります。


  • 窓際スペース: 窓際にキャットベッドやクッションを設置し、猫が外の景色を楽しみながら移動できるスペースを提供します。窓からの景色は猫にとって刺激的です。


4. 安全対策

  • 家具の配置: 家具や装飾品の配置には注意が必要です。猫がジャンプしたり走ったりする際にケガをしないように、角を保護するカバーや安定した家具を選びましょう。


  • ケーブルと電源: ケーブル類は隠し、猫がかじったり引っ張ったりしないようにします。安全対策を講じることで、事故を防ぐことができます。


5. 便利なトイレと給水エリア

  • トイレの位置: トイレはアクセスしやすい場所に設置し、回遊動線に組み込むと良いでしょう。複数の猫がいる場合は、トイレの数も考慮しましょう。


  • 給水エリア: 給水エリアも猫が頻繁に利用するため、動線に組み込んで、猫が簡単にアクセスできる場所に設置します。


このように回遊式の間取りを取り入れることで、猫が快適に過ごせる家を作ることができます。猫の行動パターンを考慮しながら、楽しんで設計してみてください。


回遊式とは


回遊式(かいゆうしき)とは、住宅や施設の間取りや動線が、部屋や空間を自然に循環するように設計されたレイアウトのことです。この設計は、利用者が部屋やエリアをスムーズに移動できるように工夫されており、特に家の中での移動や動線が重要な場合に適しています。


回遊式の特徴

  1. スムーズな動線:

    • 家や施設の中を一方向で回遊できるように設計されており、利用者が特定の部屋から別の部屋に自然に移動できるようになっています。部屋と部屋の間に障害物が少なく、直線的な動線が確保されています。


  2. 中央スペースの活用:

    • 回遊式の間取りでは、家の中心に広めのリビングやダイニングエリアなどの広い空間が配置され、その周囲を取り囲む形で部屋が配置されることが多いです。これにより、中央の広いスペースを中心に回遊しやすくなります。


  3. 連続的な空間配置:

    • 部屋や空間が連続的に配置され、部屋から部屋へと自然に流れるような配置がされています。例えば、リビングからダイニング、キッチン、廊下へと流れるような設計です。


  4. 視覚的な開放感:

    • 回遊式の間取りでは、部屋同士が視覚的に繋がっているため、開放感があり、空間を広く感じさせることができます。壁が少なく、視界が広がるため、圧迫感を感じにくくなります。


回遊式の利点

  1. 効率的な動線:

    • 動線が無駄なくスムーズになるため、移動が楽で、家事や日常生活が効率的に行えます。


  2. フレキシブルな利用:

    • 開放的なレイアウトにより、家の中の空間を多目的に使うことができます。例えば、リビングスペースをイベントやパーティーに合わせて自由にアレンジすることが可能です。


  3. 家族間のコミュニケーション:

    • 部屋がオープンで繋がっているため、家族全員が自然にコミュニケーションをとりやすくなります。


回遊式の具体例

  • リビング→ダイニング→キッチン→パントリー→リビングといった一方向の流れで、すべての部屋を連続的に移動できる設計。


  • 中心に広いリビングがあり、その周囲に**各部屋(ダイニング、キッチン、寝室など)**が配置されているレイアウト。


回遊式の間取りは、住みやすさを向上させるために、利用者の動きや生活の流れを考慮して設計されています。猫と暮らす場合も、この設計を取り入れることで、猫の快適な動線や活動スペースを確保しやすくなります。


キャットステップ、キャットウォークを2方向から上り下りできる猫の動線


キャットステップやキャットウォークを2方向から上り下りできるように設計することで、猫の動線に多くのメリットをもたらします。以下にその良さを詳しく説明します:


1. 多様な移動経路の提供

  • 自由な移動: 猫が2方向から上下できるようにすることで、部屋の中を自由に移動できる経路が増えます。これにより、猫は自分の好みに合わせて移動経路を選ぶことができ、ストレスを軽減できます。


  • 逃げ場の確保: 猫は特にストレスを感じると逃げ場を求めます。2方向からアクセスできるキャットステップやキャットウォークを設けることで、猫がすぐに安全な場所に逃げ込むことができ、安心感が増します。


2. 運動能力の向上

  • 運動と遊び: 2方向から上り下りできるキャットステップやキャットウォークは、猫にとって運動の機会を増やします。高い場所への移動やジャンプは猫の筋肉や関節を鍛えるのに役立ちます。


  • 狩猟本能の満足: 猫の狩猟本能に応じて、さまざまな経路を使って移動することで、猫は遊びの中で満足感を得ることができます。多くの経路を使えることで、より複雑な遊びが可能になります。


3. ストレスの軽減

  • 高所へのアクセス: 猫は高い場所に登ることで安心感を得ることができます。2方向からアクセスできるキャットウォークやステップを設置することで、猫が高所に簡単にアクセスできるようになります。


  • 安全な移動: 上り下りのルートが複数あることで、猫が一方向から進入されても他のルートから逃げることができ、安全に移動できます。これにより、猫はストレスを感じにくくなります。


4. 視覚的な楽しみ

  • 興味を引く: キャットステップやキャットウォークが複数の方向からアクセスできると、猫は視覚的に興味を引かれ、探索する楽しさを感じることができます。新しい経路や高所を探索することで、猫の好奇心が刺激されます。


5. 家全体の動線の改善

  • 回遊性の向上: 家の中の動線が改善されることで、猫が家全体をスムーズに移動できるようになります。これにより、猫の生活空間が広がり、家の中での活動が活発になります。


6. デザインの柔軟性

  • インテリアの一部: キャットステップやキャットウォークは、インテリアの一部としてデザインできます。複数方向からのアクセスが可能な設計を取り入れることで、デザインと機能を両立させることができます。


設置のポイント

  • 安全性: キャットステップやキャットウォークを設置する際は、安全性を確保するためにしっかりと固定し、滑らない素材を使用することが重要です。


  • スペースの考慮: 部屋のレイアウトやスペースを考慮し、キャットステップやキャットウォークが邪魔にならないように設置することも大切です。


キャットステップやキャットウォークを2方向から上り下りできるように設計することで、猫の生活空間をより豊かで快適にすることができます。猫の健康やストレス軽減、遊びの楽しさを考えた設計を取り入れてみてください。


囲われた中庭は猫が自由に遊べる魅力的な場


囲われた中庭は、猫にとって非常に魅力的な空間です。以下のような点で、猫が自由に遊びながらも迷子になることがないというメリットがあります:


1. 安全な遊び場

  • 囲まれた空間: 中庭が囲われていることで、猫は外部からの危険や逃げるリスクを避けながら自由に遊ぶことができます。囲いがあることで、道路や野生動物から守られ、安全に遊ぶことができます。


  • 逃げ場が確保できる: 中庭の囲いがあることで、猫が他の場所に迷い込む心配がなく、飼い主も安心して猫を遊ばせることができます。囲まれた空間であれば、迷子になる心配がないため、猫も安心して遊ぶことができます。


2. 楽しい環境

  • 運動と探検: 中庭に植物やキャットタワー、トンネルなどを設置することで、猫は運動しながら探検する楽しみを味わえます。自然の中で遊ぶことができ、精神的にも満足感を得ることができます。


  • 快適な気候: 外の自然を感じながらも、囲われた中庭ならば、天候の影響を最小限に抑えることができるため、猫にとって快適な環境が提供できます。


3. 視覚的な楽しさ

  • 景色の変化: 中庭に様々な植物やオブジェを配置することで、猫は視覚的にも楽しむことができます。鳥や虫が飛んでくるのを見ることで、猫の好奇心を引き立てることができます。


  • 自然な刺激: 自然の中で過ごすことで、猫の感覚が刺激され、運動や遊びを通じてストレスを解消できます。


4. 飼い主との交流

  • 監視しやすい: 囲われた中庭では、飼い主が猫をしっかりと監視できるため、安心して猫を外で遊ばせることができます。猫がどこにいるかが把握しやすく、必要に応じてすぐに対応できます。


  • 共に楽しむ: 中庭での時間を飼い主と猫が共有することで、絆を深めることができます。猫が安全に遊んでいる様子を見ながら、飼い主もリラックスできる空間を楽しむことができます。


設計のポイント

  • 囲いの高さ: 猫が登ったりジャンプしたりするのが得意なため、囲いの高さには十分な配慮が必要です。猫が簡単に越えられないように、適切な高さの囲いを設けることが重要です。


  • 安全な素材: 囲いの素材は、猫が噛んだり引っ掻いたりしても安全で、耐久性のあるものを選ぶと良いでしょう。柔らかい素材や鋭い部分がないものが望ましいです。


  • アクセスと出入り口: 飼い主が便利にアクセスできるように、適切な出入り口を設けることも大切です。また、猫が自由に出入りできるようにするためのドアやトンネルも検討しましょう。


囲われた中庭は、猫が安全に遊びながらリラックスできる理想的なスペースです。猫の健康と楽しみを考慮し、適切な設計をすることで、猫と飼い主がともに楽しめる空間を作ることができます。



住まいの設計・計画の解説


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