株式会社 小木野貴光アトリエ一級建築士事務所

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猫との生活を大切にした、都心のリノベーション狭小住宅、完成ストーリー(その2)



|photo by リノベーション狭小住宅 https://www.ogino-a.com/renovation|

その1からの続き→

スケルトン階段は、明るい家と猫の歩く道を、同時に実現したたったひとつの方法

もう一つの工夫は、明るい家にする工夫一体になった方法です。

猫ちゃんは、自由気ままに階段を上り降りして家の中での生活を楽しんでいました。

外に出ない家ねこは、上下に行動範囲が広がる事で、運動になり活動的なり、日々生活を楽しんでいます。

行動範囲と場所を広げてあげることで、猫の自由な生活が生まれます。

階段を普通の階段にすると、人が上り降りする場所と同じ場所猫が上り降りするだけで、行くルート帰るルートが一方通行で、気ままな行動が出来ません。

そこで、階段の蹴込板を無くした、スケルトン階段にする事で、人では通れ無い、猫だけ道を作りだしました。

階段の蹴込板が無い為に、ねこはまず窓枠に乗り、そこから階段の裏側から階段の踏み板に飛び乗る動きが出来ます。

降りて来る時も同様に、人の通るルートを通って階段を降りて来る時もあれば、ショートカットして、スケルトンにした階段の隙間から、階段の裏に抜ける道を通って降りる時も有ります。

階段をキャットタワーの様に、遊んでいるのよと、完成後お伺いした時に奥様お話を聞いたところ、喜んでくれました。

このスケルトン階段、猫の道を作るだけででは有りません。

蹴込板の無いスケルトンな階段ですから、光が反射して隙間を通り一階まで降りて来ます。

特に、このお宅では、階段の最上部の天井に、天窓つけましたから、階段自体が光の筒の様な、採光装置になり、1階まで明るい光が降りて来ます。

暗くなりがちな都心の狭小住宅では、必須の工夫かもしれません。

圧迫感も無くなりました。

明るく快適な、人のための階段にもなりました。


|photo by リノベーション狭小住宅 https://www.ogino-a.com/renovation|

猫の家らしさは、見かけない

このお宅では、猫の通る扉など、如何にも猫の家という設備はあえてしていません。

人と猫が一緒に、快適に生活するにはどうしたら良いか?

考えた結果が、どちらにも心地よい場所を作りだす事だったからです。

もちろん、玄関から外に飛び出さない、引き戸などもつけていますが、猫の飛び出し防止ではだけでは無く、玄関と生活空間の柔らかい仕切りとして機能しています。

猫が快適な家は、人間も快適。

人が快適な家は、猫ちゃん快適。

実現出来ました。

リノベーション工事中、ご家族は近くの貸家に仮住まいしていましたが、猫ちゃんが、仮住まいに馴染まず、粗相をして大変でした。

リノベーション工事中完成後、新しくなった家戻って来ると、その日の内に、家に馴染みこの家は私の家と、我が物顏で生活しています。

元の家だから匂いとか馴染みがあったのかな?

いや、スケルトン・リフォームで間取りも変え、新しい建材で匂いも変わっているはず。。。

居心地良い、工夫のおかげかな。

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#空間 #リノベーション #狭小住宅