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  • 執筆者の写真t-ogino

不完全な完全の美・東洋医学のクリニック設計



青山で東洋医学のクリニックの設計をしました。医療経営難のこんな時期でも、志しのある方は前に進んでいて、少しでも助けになる、提案をしたいとデザインをしました。


都心のコンパクトなスペースですが、いやそれ故に、空間に変化をつけたい、緩やかに場の空気感を変えたいと、ピンク色のアーチを天井に架ける事に。


アーチは元々、部屋の仕切りをの上の方を、半円の下がり壁にするデザインパターンがあって、それを使ってみようとしたら、上手くいかない。

不整形な1/4円の曲線にして、アーチを架けたらしっくりきた。



気づくと10年前にメキシコでよく見た、コロニアル回廊の様。

過去の記憶の欠片が蘇って形になった。

やっぱりデザインは自分の中にある。


左右対象では無い、左右非対称のアシンメトリーの美。

欠けているから、美しい。

不完全な美こそ、美しかったりする。


透き通る光が指してて綺麗に見えてます。


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